みなさんこんにちは☀️
よこびーです!
今日は国際協力の基礎用語について書いていきたいと思います!
今日の記事は海外ボランティアはじめたい!とか始めたばかりの人に特に見てほしいです!
特に、なのでそれ以外の人も是非見てください!
ですが取り上げた用語を知っていたとしても『こんな分かりきったこと書くな!童貞!』などの暴言は何卒お控えください
ブログ初めて一週間で批判食らったら立ち直れません。
僕自身、昔は知識よりやる気が大事!って思っていましたし、
確かにボランティアは自由意志でやるのもなので、細かい知識を知ってなかろうが極端に言えば個人の自由だとは思います。
ですが周りに国際協力やってる人として認識される以上、質問されて答えられるに越したことはありません
僕自身、大学一年生の頃マンフィーと青年基金というガーナの教育支援団体で
『私たちはNGO団体マンフィーと青年基金で〜〜(以下略)』と道行く人に募金を促していました。
通りかかった1人の人に『NGOって何?』って聞かれて返答することができなくて恥ずかしい思いをしたことがあります。
僕が恥ずかしいだけなら僕の自業自得で済みますが、自分の団体の信頼の低下や、最悪『あ、募金してる人たちって自分の団体のことも知らないんだ』と募金をしている他の団体の信頼も下げることになってしまいます。
ぶっちゃけ募金してくれている人で団体を区別して募金入れている人なんてあまりいないのが現実でしょう。
もちろん消極的な理由だけでなく、何か聞かれた時にビシッと説明できたら『あ、ちゃんとしている団体なんだ』と思われたり、あなた自身がしっかり頑張っていることをちゃんと認めてもらえるでしょう!
ここまで読んでいただいた方には、せっかくなので最後まで読んでいただきたいです!
用語は僕が1年生の時は知らなかったけど今は知っているものから選んでいます。
国際協力と国際貢献の違い
まず国際協力と国際貢献、違いはなんでしょう!
協力と貢献の意味をそれぞれ調べてみました
協力には誰かと力を合わせるという意味があるのに対し、貢献にはあるものに対しての自分自身の尽力です。
つまり国際協力は国を跨いで現地の人と力を合わせること、国際貢献は国を超えて他国の役に立とうとすることだといえます。
例えるなら水質の汚染により生命が脅かされている地域に水を送る、または現地の水をろ過してあげるのが国際貢献、現地の人と協力して清潔な水の在処を探すまたはろ過の方法を教えるなどが国際協力にあたります。
国際貢献は一人でもできますが国際協力は相手国の協力がないとできないという理解でもいいかもしれません。
国際協力の本質は他国の為に役立つことであるので、図のように国際貢献の中の大部分が国際協力となります。
逆に国際貢献を目標としたときには、必然的に支援先の国との協力が重要になってくるので国際協力の色を帯びてきます。
つまり意味上は若干違いがあるにせよ、国際的な支援活動自体は国際貢献であり国際協力でもあると解釈できるものが多いです。
NGOとNPO
NGOの学生支部のボランティアサークルに入っている人に、聞いてみると意外と答えられないのがこの2つです
ですがNGOやNPOの下でボランティアをしているのにこの2つを知らないのは、TUTAYAでバイトしてるのにTUTAYAのスペルを知らないのと同じようなことです。
結論から言うとこの2つは全く違うものではなく、むしろNGO且つNPOみたいな団体がほとんどです。
NGOはNon Governmental Organization、NPOはNon Profit Organizationの略です。
Non(非)Governmental(政府)Organization(組織)
Non(非)Profit(営利)Organization(組織)
つまりNGOは政府に属さない組織、NPOは営利目的でない組織という意味があります。
NPOは収益を構成員に配分してはいけないという規則があります。
これは給料がないという意味ではなく、活動で集まった収益で職員の給料を超える分は利益ではなくさらなる支援活動に充てるという意味です。
一定の給料を貰いつつその活動の理念に邁進することができます。
NGOの強みは非政府であることで、国家間での対立や複雑な関係に左右されず、活動できることです。
例えばA国が食料自給率の低いB国に食糧支援などをしようとしても、A国の国民から『そんなことする前に俺らの失業率をなんとかしろ!』とか言われる可能性もあるのでなかなかスパッと支援することは出来ません。
ですがNGOはそのNGOの活動に賛同した方々の寄付で成り立っているので、A国の支援できない部分でもスパッと行動できます
またその特性上、多くが国境を越えて、地球規模での課題解決に取り組んでいます。
そしてNGOは収益を構成員に配分しないためNPOでもあります。
この図のようにNPOの中にNGOがあり、そのNGOはNPOでもあります。
NGOではなくNPOの場合は国内での問題に主眼をおいて取り組んでいる場合です。
詳しいNGOについての説明はNGOをサポートするNGO団体JANICのページで紹介しているので僕の説明はこの辺で!!
NGO の概念|NGOを支援するNGO 国際協力NGOセンター(JANIC
インフラ(インフラストラクチャー)
インフラとは 経済活動を支える様々な基盤のことです。
エネルギー、道路、 港湾、河川、通信、農業基盤、鉄道・空港などの経済インフラと、公衆衛生、教育、住宅、上下水道などの社会インフラに区分されます。
経済インフラの整備が不十分だと経済を回すために融資を受けてもうまく活用しきれません。
こうしてみると学生ボランティアが多く関わるのは社会インフラが多いのではないでしょうか。
社会インフラも文化的な暮らしをするためにとっても必要なことですが、経済を回すことが最優先され国が困窮状態だと後回しにされてしまうのが現実です
ボランティア
ボランティアの語源は実はVolunteerではなくて
いや、正確にはそうなんですけどもっと長い歴史がありまして
自由意志を意味するラテン語「voluntas(ウォランタス)」
⇩
喜びや精神を意味するフランス語「volonte(ボランテ)」
⇩
自発的に社会活動へ参加する人「volunteer(ボランティア)」
となりました。
一般的に上記の4ポイントが本来ボランティアの原則と言われていますが、今日ボランティアの在り方が多様化していて定義することが非常に難しくなっています。
ボランティア活動、4つの原則|東京ボランティア・市民活動センター「ボラ市民ウェブ」
例えば学校から単位の為にボランティア活動を強制されることがありますが、その時点で自主性ではなくなっています。
他にも、有償ボランティアといった言葉があるようにお金を貰って行うボランティアについてもそうです。青年海外協力隊や国連ボランティアなどはその負担と引き換えに給与が支払われることとなっております。
こうした4原則に反したボランティアは本来の定義ではボランティアと呼ぶことができませんが、こうした例外的ものもボランティアとして名付けら、社会的にボランティアとして認知された以上、新たなボランティアの定義が必要になってきます。
ボランティアについてもっと考えたいと思ったらこちらのボランティアコーディネーション検定を受けてみることをお勧めします❣
12640円しますけど💦
3級検定 実施概要・申込み | ボランティアコーディネーション力検定
貧困
こういった知ってるけどいざ聞かれると答えられない用語に関しては、ググるのがいいと思います。
もともと言葉自体は知っているので理解がスムーズにいくので調べてみましょう!
貧困とは貧しくて生活に困っていることとあります。
また、貧しくて困っているといっても様々な面があり一つに定義することは難しいです。
代表的な定義は
世界銀行の定めた、ある人の1年間での所得がその国で1年間暮らせないぐらい少ないかどうかと
国連開発計画(UNDP)の定めた、生活の質や社会的な面(教育、仕事、食料、保健医療、飲料水、住居、エネルギーなど)で不十分かどうか
です
様々な形態の貧困に対して
様々な形態の組織がそれぞれの特性を活かして支援しています。
あなたもこれからの行動でその一人になるかもしれません。
眠いのでおやすみなさい。