思い出した
何のために国際協力をしたいのか
難しい勉強をする度に自分のいる場所も、自分の目指してる場所見失っていた
もちろん正しい理由というか、論理的に国際協力をする意義みたいなのはいくらでも説明はつくんだけど
そこに何故自分が固執するのか?
何で俺は国際協力?したいんだっけ?(・ω・)
ってなっちゃって
それほど熱意があったわけでも無いのかなぁ
って思っちゃって
好きな子がいるときに、防災の勉強しても頭に入ってこなくて
徹夜でアマゾンの森林減少について調べたら何でこんなことしてるのか、ふと分かんなくなって
なんでみんなが働いてるときに俺だけ勉強してるんだろうお金欲しいなぁ
うだうだしてる日々もあったけど、
「積み重ねた約束を果たすため」
この道を志しているんだな
スラウェシ島は2018年の9月28日に津波とマグニチュード7.8の地震、それに付随する液状化が起こった島
今回は2つのNGOでの仮設住宅建設支援、給水タンクの設置、チャイルドフレンドリースペースの運営の事業見学をしに行った。
仮設住宅の住民説明会に同行した際のこと、
日本のNGOスタッフが話し終わった後に、
住民全員がカタコトのありがとうとテリマカシ(インドネシア語のありがとう)を言いながらNGOスタッフに握手をしに来た。
まあ、それは割と当然の流れなんだけど
隣にいた俺にまでみんな、ありがとう、テリマカシって握手しにきた。
完全に俺もNGOスタッフだと勘違いされちゃってるね
1週間だけの滞在で、現地語もわからない俺、全くもってなんの貢献もしていない俺に
彼らのありがとう、テリマカシはとても受け止められるものではなかった。
そこで僕は誓いました
心の中と未熟な英語で
「今は無力なただの学生ですが、いつか必ず力をつけて、あなたや、この島の人、同じように苦しむ世界中の人を助けるから」
でもこの言葉全然初めて言った気がしなくて、
というかボランティアで初めて訪れたネパールから、ずーーっと今まで、
色んな国で同じような場面で誓い続けてきた言葉だったことを思い出しました。
助けたい人が目の前にいて、助けられない無力な自分もいて、
どうしようもない気持ちと、でも見捨てたくない気持ちで僕は
「いつか絶対助けるからね、力をつけて将来この道でこの国であなたや、その他の多くの人を助けるよ」
と未来の自分に託すしかなかったんです。
ときに言葉に出して相手に伝えて、
ときには自分の心で強く誓った、一方通行気味の約束ですが、
この数々の約束を果たすことが俺にとって国際協力をするほんとうの理由で
この約束を守ることを美しいと、何より大切だと思ったから守ることにした
きっと国際協力という4文字には
途方も無いほど大きな政治の話や、
開発に携わるテクニカルな部分、
それぞれの組織の担う役割やどうしようもない現状がつきものだ。
何度、見失ってもその度に海を渡って会いに行って思い出すよ
何で最初に俺は国際協力をしたいと思ったのかを
読んでくれてありがとうございます
こちらも合わせて読んでくれると何言ってるかもうちょいわかるかもしれません。