どうもこんにちはよこびーです。
大学院では環境と開発についてお勉強しています。
まあ、環境保護の意識が高い人からしたら、は!?ってタイトルですよね。
僕も自分以外が書いてたら一旦は、は!?って思うと思います。
でもとてもまじめに書こうと思うし、環境保護、特に自然環境の保護をしようという人が考えなければいけないと思います。
大切なのは環境を破壊したいという”気持ち”は実際にあるということです。
自然環境が少ない都心部で暮らす僕や日本人が環境を守りたいと思うことは、どうなんでしょうか?
あなたは環境を守りたいと思いますか?森林を再生したいと思いますか?
その場合、それは自分の暮らす都心部でですか?
自分の生活とは隔絶された山間部のお話ですか?
自分の都心の生活は変えずに、山間部、あるいは森林の多い途上国の森林を再生しようとするのはとても変な話じゃないですか?
実感ないかもしれませんし、僕もまだ実感沸いていませんが、自然環境というのは人間にとって脅威でもあります。
毒を持つ蛇、野生動物、わけのわからない植物は豊かな自然とは切り離せないです。
遥か昔、人間は生きるために森林を切り倒し、開けた土地で集団で暮らしました。
その行為は自己防衛です。
環境破壊は薪を切って売ったり、土地を開いて工場を作ったりという経済的な動機だけではないはずです。
自然環境を破壊することは防衛本能でもあります。
僕は今日、鳥取に来ています。
夜の鳥取砂丘、見たいですよね。
平和ボケした僕は深夜0時、一人で1時間歩いて砂丘に行きました。
途中街灯のない山道で、アイフォンの光でも5メートル先くらいしか見えない。
その中でクマがいるかもしれないという恐怖、
草で足場が見えない階段、
怖くて怖くて友達に電話しながら、15分ほど山道を歩いて砂丘に着きました。
砂丘まで行けばクマは出ないだろうという勝手な認識で道を急ぎました。
誰もいない砂丘、街灯がない夜空は星が降るようでとても綺麗でした。
アイフォンのライトを消して寝っ転がる。すると友達が電話越しで、「え!?いますぐ引き返した方がいいよ!!」と言いました。
『「鳥取砂丘 クマ」で検索したら5月に目撃情報あった!、いますぐ離れて!』と言われて、鳥肌と共にまた暗い街灯のない道を引き返しました。
後で調べると僕の歩いていたルートはこんな感じでした。
地図にあるクママークがクマの目撃情報です。
1時間歩いて舗装された道路と街灯の明かりを見たとき心底、安心しました。
似たようなことがペルーに行っていた時にもありました。
体を洗う川にはピラニアがいて、寝る場所から100メートルほどのところで猛毒を持つ蛇がいたり、頭上にはサル、ジャングルを抜けたところにあるもう一つの宿泊所
ジャングルにはジャガーやピューマなどの生身の人間では絶対に勝てない肉食動物がいる。
そんな状況を考えると自然は生易しいものではありません。
野生動物は人間にとって脅威です。
ですが気候変動を緩和するためには、森林資源の再生と維持は絶対に必要なのでこのまま人間の安全のためと、野生生物の生活環境をなくしていくことはできません。
人の安全、気候変動、生物多様性、いろんなものが天秤の上でトランポリンをしています。
しかし、自然環境の中で暮らすということを途上国に全て押し付けるのはどうなのでしょうか?
僕が自然慣れしてないだけで途上国の人はそういう自然の脅威をなんとも思ってないんですかね?
自然と暮らすということは少なからずリスクを背負うことだと思います。
どうすればいいんですかね
答えは出ていないので一緒に考えてくれたらうれしいです。
読んで頂きありがとうございます。
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