どすこい!よこびーです。
いよいよ使いたかった言葉を使います。
それは、”この記事は個人の見解です。”です。
なんかいいですよね。機密情報を保持しているかのような特別感のある響き、”個人の見解”
個人という群れない感じ、自分の独自の価値観を持っている感じがしてかっこいいし、
見解というのも、インテリな感じがしてかっこいい、
今後は至る所で使っていきたいですね。
個人の見解
今回はJICAの新卒採用選考で大切にしていたことを個人の見解として話します。
合計すると30個ぐらいあったのですが、細かいことまで書くと2万字くらい行っちゃうので、今回は特に大切にしていた3つのことを取り上げます! たぶん他の就活にも少し参考になると思います。
国際協力に興味のない人も自分の関心のあることに置き換えて、よかったら見てみてください。
JICAの選考を総括して重要視されていると感じたのは『論理性』・『熱意』・『人間らしさ』みたいなところだと思います。
順に説明していきますね。
国際開発において、何の根拠もなくプロジェクトを立案したり、内容を変更したりはできません。多様な関係者が納得するだけの論理性が必要になります。
そ
しかし、論理だけではだめです。国際開発において、関わるのは途上国政府の官僚や、国内での開発コンサルタントなど”人間”です。特にJICAは人と関わる量が圧倒的に高い役割です。論理はもちろん大切ですが、正しいことだけ言っても人は動かないですよね。ただ、論理的に正しいことを相手国政府の交渉相手に言うだけでは納得してもらえないこともあり、そこで必要になってくるのが熱意です。
相手国政府の人に、『この人は一生懸命に言ってるし、この国のことを本気で思ってくれているから話を聞いてみるか』と思わせる必要があります。
もちろん熱意はごり押しで間違った選択を通してしまう危険もあります。
そのため、熱意と論理性は相互補完の関係であるべきです。
この論理性、熱意を本気で高めて、就活で面接官に見せようとするとある問題が生じます。
それは論理的になればなるほど、熱意を込めれば込めるほどみんながみんな似通ってしまい、人間らしさが見えづらくなることです。
人を動かすには人に気に入られる必要があります。
人として気に入られるためにはその人の個性、キャラクターがなければいけません。
機械のような精密さと熱意だけでは、人の懐に入り込むことはできません。
なのであなたが本気でJICAに受かろうとしたら、あなたらしさを残した状態で、最高の熱意と論理性を打ち立てる必要があります。
とはいえその3つを初めから持ち合わせている人なんて少ないです。
僕もそうでした。なので最後に簡単に、どうすれば論理性・熱意・人間らしさが備わるかについて書きます。
JICAに受かるレベルの論理性は僕には備わっていなかったです。
論理性を高く見せる裏技をお教えしますね。
一般的に手っ取り早く論理性を上げるためにはコンサルの選考を受けるとかの手もあったりしますね。
僕は横文字アレルギーだったのでコンサルを受けることはできなかったため、以下のようにしました。
それは知識量を増やすことです。知識量≠論理性ですが、知識量があれば論理的に見える。開発の知識、JICAの知識を増やしておくことです。
既に知っているもの、考え済みのものはそうでない事柄に比べて、早く思考ができるし論理的に考えられるわけであります。
あとはいろんな人に面接練習をしてもらったり、ES添削をしてもらって客観的に論理的な矛盾を潰していくことです。
この二つが一番確実な方法です。
熱意に関しては幸運にも持ち合わせていました。
でもそれは機会です。助けたいと思った人、変えたいと思った世界、報いたいと思った人がいたからその3つの収束する方向に進んでいけたんだと思います。
熱意を手にする方法はこれに尽きます。
素直な気持ちでいろんな経験をして、いろんな人と関わり、こころを震わせる感情に出会ってください。
その時に自分のちっぽけさなんて度外視していいんです。
自分にできるかどうかから逆算していては熱意は生まれづらいです。
最後に人間性ですが、きっとあなたは既に持っています。
強い熱意と論理性に埋もれてしまう時もありますが、あなたはあなたらしさしっかりと認識することであなたらしくいれます。
笑ってください。あなたがおもしろいと思ったことに笑って、嫌なことや悔しいことに怒って、あなたがわくわくしたことにニヤニヤしてください。
ほら、取り戻せたね、あなたらしさ。
なんだか後半、宗教みたいな感じになってしまいましたね。笑
でも個人の見解なんでいいですよね笑