yokobeexxx’s diary

国際協力を目指す大学院生の挑戦についてつらつらと書きます。

私が開発コンサルを受ける時に推していた自己PR~就活体験記③~

 

導入

どうもこんにちはよこびーです。

 

国際協力業界で就職しようとしたら選択肢の一つとして現れるのが、開発コンサルタンツです。

JICAから案件を受注し、プロジェクトを実際に回していく人たちです。

技術職では一つの専門性を尖らせて、現場レベルで活躍していきます。

道路、橋梁、上下水道などのゴリゴリの土木系、理系の分野

農業や、自然環境保全、防災など理系ベースで文系の知見が求められるもの(いやそれでも超むずいですけどね)

社会開発、教育、保健医療など文系メインの分野

などがあります。

文系メインの分野は社会人採用の比率が高く、受ける場合も社会人と1~3枠ぐらいを争うみたいな所感です。

 

業界全体として新卒を海外事業に携わらせていこう、文系でも理系分野の技術職をできるようにしていこうという流れはありますが、海外事業に新卒で携われるのは若干名、文系ならなおさら、よっぽど優秀でない限り国内で経験積んでから海外という流れになると思います。

 

逆に言うと海外に関心がある人が最初は国内でもいいって思えるくらい興味のある分野が、極めていくべき専門性なのかもしれませんね。

 

僕はその基準で分野を絞り、農業(3社)、上水(2社)、廃棄物(1社)、環境(3社)を受けました。また、全てに海外をやりたいと言っていました。

最も、大学での研究との親和性は凄くみられるので本来であれば、大学で研究している分野に絞るのが適切ではあると思います。

僕の場合は、環境分野がない会社があったこと、環境以外も国際協力全般に興味があったのでこのようにしました。

結果は、環境で一社内定を貰い、環境と農業で2社はJICAに内定を貰った後に途中辞退、他はすべて面接で落ちてしまいました。

ですが、開発コンサルを受ける過程で一つ一つの分野に向き合い、知識を深めたことはJICAの選考で一気に活きたと思っています。

 

ちなみに僕のスペックはこんな感じです。

NGOでの海外ボランティアで5カ国で活動経験

大学:MARCH 教育学

大学院:東大 国際協力学 森林減少と所得の関係の研究

研究では統計ソフトとGISという地理情報解析のソフトを使っています。

この二つが使えることは防災や農業、上下水、環境など多くの分野で使える汎用性の高さがあったのも複数の分野に挑戦した理由です。

まあ僕が使いこなせてるかはさておき、使えてることにしていました笑

 

実際競争する相手は相当ハイスペックだと思います。

学部から院まで1つの分野を極限まで極めてて、尚且つ留学での海外経験があるやつはざらにいます。

これを見てるあなたもすでにそうかもしれませんね笑

 

僕は1つの分野の専門性が突出しているわけでもなく、留学経験があるわけでもなかったので、いかに開発コンサルタントに求められる能力を知り、自己PRでその能力を示すかに重点を置いていました。

そんな僕がメモってた開発コンサルタントに求められる能力15選を当時書いたものそのままにコピーペーストします。

新しくまとめるのがめんどくさいだけなんですが、笑

 

全てが正しいとは限りませんが、何度も開発コンサルのセミナーに足を運び、何度もOB訪問して、実際に業務体験をする中で感じたことです。

今思えば被っているものもありますがご容赦ください笑

 

自己研鑽する力

→専門性は勿論だけど、地域の知識、語学など、その人だけのオリジナリティがあることでそのプロジェクトをより良いものにすることができるから

そもそもプロジェクトの入札時にプロジェクトメンバーの資格や能力が考慮されて、案件を取れるかどうかが決まるから

また、専門性は時代のニーズに合わせて変化していくものだからその都度学ぶ姿勢も必要

 

 

②粘り強さ

→途上国では基本的に上手くいかない。JICAや相手国政府など関わるものが多いし、それらは動かしづらいものばかり。粘り強く自分の芯を持って働きかけることが必要になる。

 

③課題を知覚し分析する目敏さ

→国際協力の現場最前線にいる開発コンサルタントが現地の課題が何なのか知らなきゃならない。そしてそれをJICAに提案できることで更に細かく、現場のニーズを捉えた課題を解決できる。

 

⑤予想外の出来事に対応する力

→対応方法はなんでもいいけど、楽観的にだろうが冷静にだろうが、なんでもいいけど、とにかくトラブルにもまれてもやり切る力

トラブルシューティング

 

⑥発言力

→リーダーとしての発言力ももちろんだけど、気が付いたものをチームに提案する発言力は絶対必要。提案した上で通らなくてもチームに貢献する力

基本的に資格、プロジェクトの経験を積めるベテランの意見が強くなりやすい中でしっかりと自分の意見を言える必要があります。

 

⑦当初の決められていたものに固執せずに革新的に考える力。

→JICAの上流レベルで決まったことには政策的な色も強いため、現場のニーズとの乖離が起こることもある。その乖離を埋められるのはコンサルタントだから。それこそコンサルタント醍醐味だし存在価値でもある。

 

⑧専門性を現場に適応させる応用力

→国ごと、プロジェクトごとで専門性の使い方が変わっていくから、

 

⑨相手の目線に立ちそれでも必要なものを提案する力

→技術の移転側、制度の移転側、そこで暮らす人の立場、一緒に働く人の立場、JICAの立場に立つ力。また、他者の視点に立ち、共感しすぎると新しい提案ができなくなってしまうこともある中で、しっかりと自分の主義主張、立場を持つ必要がある。

⑥の発言力にも通ずることですね。

 

⑩体力

→分野に因るけど、環境は1か月ごと、農業は1~3か月、上下水道は3か月と、大規模インフラだと半年の現地赴任があるらしい。そりゃ体力勝負ですよね。

現場を重んじる以上移動も多くなりますしね

 

⑪時間内に最善のものを提出する力

コンサルタントは納期が命だから。プロジェクトの成果品は期日までに確実に提出しなければいけない。

(これはたぶん全ての開発コンサルタント満場一致で同意だと思います。開発コンサルタントに必要な能力はなんですかと聞いてこれが帰ってこなかったことがないぐらい当たり前に求められる資質です。)

残業が多い理由でもあると思います。

 

⑫マネジメント力

→総括として入った場合は勿論だけど、チームのメンバーと調整する力

開発コンサルのチームをマネジメントする機会、現地のカウンターパートをマネジメントする機会などいっぱいあります。

マネジメント力が何か、いまだに僕はわかっていませんが笑

 

⑬人当たり☆

→クライアントから好かれるキャラクター。相手国政府にも、JICAにも、それ以外にも大なり小なり良好な関係だと物事を進めやすい。もちろんJV(ジョイントベンチャーという2社以上で一つのプロジェクトにアサインする方式)したときの他社の人ともね

 

全体最適を図る力

→その国としての利益、自分の目先のやりたいことに囚われずに現実思考で全体最適を図る必要がある。また、チームで動くのでチームでの全体最適を図るべき

利益だけを考えたらプロジェクトが終わった後の現地のことなど、想像したりする義理はないのですが、そこは国際協力を志す以上、自分たちが手を引いた後如何にその国の現状が好転していくか、広い視野で考える必要がありますね。

 

⑮分野を横断する力

→総括として入った場合には絶対必要になるし、それ以外のときでも分野を横断して考えることで専門性が実世界に活きるかどうかが決まる

途上国の課題が複雑になればなるほど、一つの分野では解決できなくなってくるから

 

こんな感じですね。

眠くて目がしばしばするのでこの辺でいったん寝ます。

おやすみなさい。また明日。

 

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こないだ食べたティラミス、インスタにあげ忘れたのでここにあげます。

 

 

 

 

 

東大柏キャンパスでの原始人のような暮らし~大学院体験記①~

どうもこんにちはよこびーどぇす。

 

さて、桜ちり幕を開けた僕の大学院生活について述べていきましょう

 

国際協力学専攻や、新領域の学生だけじゃなく、柏キャンパスを使う全ての人に役立てばいいなと思いながら書いています。

 

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まず僕の住んでいた拠点は家賃4万2000円、8畳、バストイレ別、大学まで徒歩10分、江戸川台まで徒歩25分というところでした。

まぁ、駅や大学へのアクセスの悪さはしょうがないですが、一人暮らしにしてはのびのび暮らせていたと思います。

 

念願の一人暮らし!しっかりと自分で家事を行い生きていくぞ!

と暮らし始めの初日、何もない部屋に家具を買い揃えて行くのは楽しかったです。

 

柏の葉キャンパスららぽーとで一通りの家具は買えますね。

無印でベッドを買って郵送し、椅子と枕を担いでチャリで家まで運びました。チャリで25分ぐらいかな

あ、チャリは駅の近くで2万円で買いました。

 

そして洗濯機、テーブルはネットで買って自宅に届けました。

ところがここで、洗濯機だと思って買ったものが脱水機という意味の分からない器具だったことが発覚!!

5000円で洗濯機が帰ると思った俺がばかだった。。。。

脱水機なんてキャベツの水切るのにしか使えない、かといってまた洗濯機を買うのはばからしい。。。

 

最初は全部手洗いでやっていたんですが、勉強時間があまりとれなくなってしまい、、、僕はコインランドリー生活をすることになりました。

 

https://map.goo.ne.jp/place/CWR7SXHE/

 

ふわふわ柏西原というところです。

中に子ども用の遊ぶスペースもあるので、まだまだ心は子どもだという方にももってこいです。

一か月洗濯物を溜めて、ふわふわ柏西原にもっていって洗濯する。

そんな日々でした。

洗濯を待ちながら本を読む時間とかが意外と好きでした。

 

ちなみに洗濯機を2万円だとすると、

僕が柏に暮らしていた10か月でコインランドリーを使ったのは大体12回ほど、

乾燥機付きで一回1500円なので計1万8,000円ですね

柏に暮らすのが1年以内なら洗濯機を買わなくてもぎり得することは可能そうです。

買った場合は稼働するのに電気代もかかりますしね

 

7月ぐらいには忙しくて学校に泊まることも増えてきました。

そうです。

柏キャンパスは泊まれるんです。

おまけに地下にシャワーがあって、自分の研究室にはIHコンロ、ベッド、電子レンジ、冷蔵庫など何でもあるわけです。

こんな条件なので脳裏に名案が浮かびます。

もう、ここで暮らせばよくない!??

そんな感じで一日のほとんどを学校で過ごし、服を取りに家に帰るだけみたいな生活を一時期続けていました。

すると不思議なことに自分の部屋の電気代、ガス代、水道代を払い忘れてすべて止まってしまったんですね

 

そうなると家に帰っても暗い中でアイフォンの電気で暮らさなければならない。

シャワーが寒い。そして出なくなる。

 

もうこうなるとますます家に帰る意味はなくなり、学校で暮らすようになってしまうわけです。

 

そんな堕落しきった僕が更生するのはまた別のお話。。。

今回はここまでで、

 

とりあえず柏キャンパスで暮らすには

☆自転車必須

☆最悪学校で暮らせる

☆コインランドリーも悪くはない。

 

それ以前に人として

☆ガス、電気、水道代はしっかり払おう。

 

 

就活で聞かれて困った質問と絶対にやってはいけない答え方~就活体験記②~

どうもこんにちはよこびーです。

 

僕って面接を落ちたって思ったことあんましないじゃないですか?(落ちたことはめちゃくちゃあるけど)

今回そんなことはどうでもいいんですが、就活で聞かれて困った質問とミスった答え方を振り返っていきましょう!

失敗は振り返って糧にしなきゃね

 

ストレス発散方法を教えて

これは某開発コンサルの一次面接で聞かれた質問ですね。

これを聞かれるまで結構いい受け答えができてたと思います。それ故に調子乗って僕が答えたのがこちら!

 

「よく、ゲーセン行ってパンチングマシーンぶん殴ってます」

 

でした。落ちました。

 

粗暴さ、暴力性、言葉の悪さ、相当にストレスをため込むことが露呈してしまいましたね。また拳を壊しては仕事に支障が出ます。

ここでは、自分のストレスを適切に、拳を壊さずに発散できるかが求められています。

加えて言葉遣いもです。

 

本来正しい答え方はこれ一択です。

 

「よく、蟻さんを水攻めで殺害しております。」

 

蟻さんと呼んでいるところから自分より小さい相手にも敬意を表している事、攻撃手段が具体的で知的、拳を壊さないことなど好感が持てます。

また、ぶん殴るよりも殺害するの方が丁寧な言い方ですよね。

 

御社は第何志望ですか?

これも某コンサルで聞かれた質問ですね。

ウソは見抜かれてしまうので基本的に正直に答えるべきです。

これに対して僕が答えたのはこちらです。

 

「第五志望です」

 

ハイ最悪ですね。

ちなみにこの前の質問で選考を受けている企業が6社だということを言ってしまっている点も最悪です。

 

正しい答えはどうせ

「はい!!第一志望””””””群””””です!!!!!!!!!!」

 

ですがわたしはどうしてもこの第一志望群という答えが好きになれなかったので言えなかったです。

第一志望群とは??って感じですもん。第11志望でも第一志望群だし、23志望でも第一志望群ではあるし、もうこの時点で自分で23志望って言ってるようなものですもん。

第一志望の群(むれ)ですよ。上では23志望の可能性とか甘っちょろいことを言いましたけど、ヌーは100万頭もの群れを作るそうです。

それを考えると第100万志望の可能性もあるってことです。

 

 

少なくとも第一志望ではないんだろうなぁと思わせてしまいます。

だったら第五志望ですって正直に言いたかったんです。

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就活にいつも正しい答えがあるわけじゃないですし、ヌーの群れに誓って正直に答えてもいいと思います。

 

あなたを動物に表すと

とっさにこれ聞かれたら困りますよね

え、動物??そんなん分かるかよ。人間として生を受けたのに動物だった想定をすること自体生んでくれた親への侮辱、サルから人間に進化した祖先への侮辱でしかない!

そもそもどうぶつってなんだっけ?もうわっかんねぇや

そう思った僕の答えはこちら

 

「えっとはい、ゴジラです」

 

当然面接官に追撃を食らいます。

「え?なんでですか?」

 

それに対して僕は、「えっと幼いころから攻撃的で、異質な存在?みたいな感じで、あいや、やっぱゴジラじゃないです。」

 

もう面接官が悪い。こんな突飛な質問をするのであれば、就活性がゴジラって答えて気まずくなる局面は想定しておくべきです。

 

最近就活の調子どう??

これは学部時代の就活で聞かれた質問なのですが、こんな普通にも見える質問にも罠が潜んでいます。

聞かれたのは人材会社、途中の電車で自分が人材に向いてないということに閃いた僕

 

答えたのはこちら

 

「いやぁ~最近、というかさっき自分人材向いてないなぁって気づいちゃったんですよね」

 

もうほんと何で面接来たんだよお前って感じですね。

 

 

 

いかがだったでしょうか。思い出すだけで恥ずかしい失言の数々、もはやネタにしないとやっていけないのでございます。

就活体験記①血のにじむほどのOB訪問~いやマジで比喩とかじゃなくて物理的に~

どうもこんにちはよこびーです。

僕ってペルーでおもちゃと間違えてマリファナ吸わされたじゃないですか。

今回そんなことはどうでもいいんですが、就活体験記第一話、OB訪問編、早速行きましょう。

何を隠そうJICAに内定を頂くまでにJICAの21人の方に25回、開発コンサルの12人の方にOB訪問したわけです。

 

もう人の力を借りた数はだれにも負けないと思っています。

→誇れない笑

 

よくOB訪問そんなにやって意味あるのとかいう人はいます。

実際6回ぐらいOB訪問したら僕よりも理解しちゃう頭のいい人もいると思います。

でもよっぽど頭のいい人じゃない限り、数回OB訪問しただけじゃ企業の事を分からないと思うし、特に多様な事業を持つJICAはなかなかすぐには理解しがたいと思います。

 

逆にOB訪問して意味を得らえないとしたら完全に自分の質問力不足、理解力不足だと思います。

 

おっと、真面目な雰囲気になっちゃいましたね笑

今日はふざけるって決めてたのに、、、笑

 

まあ、そんなこんなでやらないよりもやったほうがいいと思い始めたOB訪問、血がにじむほど頑張りました。

 

無策でただ回数だけこなすのでは勿論意味がありませんが、事前に担当してくださる方の部署を聞いて、その部署の事業を調べて、質問を考えてとやると一回やるにも結構なボリュームです。

 

一番最初にOB訪問したのは11月だったと思います。

緊張していたのでしっかりと20分前について、考えてきた質問とか身だしなみをチェックしました。

すると、!前日に剃ったはずのひげが命を吹き返しているのを見つけました。

まあ、一応剃っておくかと、コンビニで髭剃りを買って、JICAの一階のトイレで剃ろうとしました。

 

緊張もあったのでしょうね、

あごの真ん中をグサッとえぐりました。

 

皮をかすめるとかそういうレベルじゃなくて、肉がボロッといかれてしまい、JICAのトイレを僕の鮮血が染めます。

 

止まらない血、約束の時間まであと7分

よし4分間できる限り止血して、残り三分になったら受付へ向かおう。

 

トイレットペーパーを押し当てて4分、よしもう行くぞ!!と思ったけど全然血が止まらずに受付に行き、JICAの方と会いラウンジに行きました。

 

この度はOB訪問お引き受けいただきありがとうございます。

はじめまして。○○大学大学院の○○○○と申します。大学では資源環境管理学を専攻して~~~

と言いながらあごからは流血して、多分僕がどんな自己紹介しても血が出ているという事実がすべてをかき消したと思います。

 

お相手の方もさすがにスルーできなくて、あの~血が出てますよ。。。ってご指摘いただきました。

 

メモを取るノートに垂れる血、そりゃもうツッコミどころ満載って感じです。

席を外して止血用のトイレットペーパーを持ってきてから、1時間、血は止まることなくOB訪問を続行しました。

 

最後の方には開き直って、OB訪問で血流してた人って他にもいました?笑

みたいなことを聞いちゃったりしてました。

 

ここでの教訓はもう一つしかないです。

 

脱毛に行きましょう。とにかくそれにつきます。

実際僕はその後、メンズ脱毛をしてからOB訪問や面接で出血したことはありませんでした。

 

11月になるといまだにあごの古傷が痛みますがね。

 

そんな感じで傷跡は残ってしまいました。僕とリアルの知り合いの人はぜひ注意深く見てみてください笑

 

 

 

国際協力の世界でやりたいこと~人の豊かさと環境保護の両立~

どうもこんにちは 

よこびーです。

僕って高校の頃「これめっちゃおしゃれだよw着た方がいいよ笑」友達に言われたTシャツをガチでおしゃれだと思って買っちゃって何なら今でも着てるじゃないですか。

 

今回そんなことはどうでもいいんですが、国際協力の世界でも僕がやりたいと思っていることを紹介していきます。

 

すごい抽象的に言うと、環境保護と人の豊かさの両立です。

ここでいう環境保護は、地球温暖化防止だったり、森林保全だったり、生物多様性の保護だったりするし、きれいな水を保つことだったりもします。

ここでいう人の豊かさとは、経済的に困窮する状態を打開したり、自然災害で命を失うことを食い止めたり、食料を安定して確保できる状況であったりします。

 

その両方を満たしたいんです。

人の豊かさを追求したいと思った理由は

こう思った理由は大学生の間開発途上国に行き、現地の貧困層の人に家を建てるというボランティアをしていく中で生まれました。

僕らが家を建てる相手は、時には足がなく、時に耳の聞こえなく、時に教育を受けれていないため自分の母国語すら書けませんでした。時に土砂災害や地震津波で家を失った人で、時に涙を流して感謝をされました。

 

そんな世界に何度も、何度も足を踏み入れて、貧困を削減したい。人の豊かさを作りたいと思うようになりました。

 

環境を守りたいと思った理由ほ

他方、幼いころから自然が好きだったこと、迫りくる気候変動や自然環境の減少に危機感を抱きました。

気候変動の原因の一つである森林減少は先進国よりもむしろ途上国で、貧困と隣り合わせで進行しています。

 

ペルーに行ったとき、現地で起きている森林伐採が貧しい人が生活の為に仕方なく行っていることを知りました。

貧しいから環境破壊をする、環境破壊が気候変動を引き起こし、災害となり、さらに人の生活を破壊する

だからその2つ環境保護と人への影響を同時に考えなければいけないと思って、

人が豊かになるけど、環境を使い過ぎない状態

環境を守れるけど、人の生活も守れる状態を作りたくて、

大学院行って環境保護と人の生活を両立する天秤を学ぼうとしました。

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でも環境保護と人の豊かさの関係は天秤の上だけではなかった。

ほとんどの場合人を豊かにするには環境を破壊するしかなくて、環境を守るには人間が我慢するしかないんですが、

そういう2つに1つの天秤関係だけではなく

中には環境保護をすることで人の生活が守れる方法もあって

その方法を大学院でいくつも知りました。

自然環境を使って防災を果たすEco-DRR

マングローブを使って津波の効果を軽減したり、斜面にコケ植物を植えて土砂災害を軽減したり、森林でハリケーンを防いだり)

下はインドネシアスラウェシ島津波の被害地なのですが、マングローブのある所だけ津波の被害が少なくなってました。写真伝わりずらいな(^^;

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他には一面畑にするのではなく、森林の中で農業をすることで立体的に多様な作物を多様な機関で手にできるアグロフォレストリー

 

森林などの自然環境を保護することに経済的なインセンティブを付ける制度、REDD+

などをこれからやっていきたいです。

 

きっとこれらは、偶然の産物という側面もありますが、人の豊かさも自然環境も大切に思える人、両方に詳しい人が形にしたものなんだと思います。

もしくは環境保全に詳しい人と貧困削減や防災、農業などに詳しい人、特定の分野に長けた人が協力することで生まれたものかもしれません。

 

現在知らない方法や、これから出てくるアイディアもあると思います。

時代の流れと共に僕の考えも変化して、人の豊かさと環境保護の両立を追い求めていきます。

 

今度、ここに出てきたワードについてもう少し専門的に解説しようと思います。

 

 

 

 

 

なぜ援助機関には高学歴が多いのか

 どうもこんにちはよこびーです。 

 

僕って最近恐竜柄の服買ったけど、人にダサいって言われるのが嫌で一回も着てないじゃないですか〜

今回そんなことはどうでもいいんですが、

なぜ援助機関には高学歴が多いのかという問いについて一緒に考えていきましょう! 

 

 学部時代にJICAに落ちた時、内定者のほとんどが東大、京大、早慶など高学歴で彩られていてMARCHや大東文化大学は1人もいないとの噂を聞き、当時中央大学だった僕は愕然としました😂 

 

最近では国際機関を目指す高校生や大学生から「気持ちとか熱意が大切なはずの国際協力で、学歴が求められるのは納得がいかない」という声を聞いたりしました。 

数年前までは僕も同じようなことを思っていたのですが、今では少し考えが変わりました。 

 

同じように考える方には是非最後まで読んで頂きたいです。

少しでもプラスになることを得てくれたり、ご意見ご感想をくれたら嬉しいです。

また、今回少し長くなってしまったので忙しい人や、極力僕の文章を読みたくない人は まとめまで飛ばしちゃってください!

 

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援助機関について

少し基礎的な説明になるので既に知ってる方は飛ばしちゃってください!

まず国際協力に携われる組織をおさらいしてみましょう! 

こちらの記事を参考にしました。

https://www.jica.go.jp/nantokashinakya/sekatopix/article0175/ 

 

大きく分けて4つの組織があると書かれています。

① 国連をはじめとした国際機関
② 日本政府が行っているODA(政府開発援助)
③ NGO団体
④ 専門性を活かした技術支援を行う開発コンサルティング企業

 

私もメインで国際協力に関われるのはこの4つの組織だと思いますし、実際に就職先としてもこの4つを考えていました。  

 

(もちろん民間資本でも国際協力に関わるチャンスはあるとは思いますが!)  

ちなみに私は学生時代①以外の3つの機関で長期のインターンをさせて頂いていたので実体験も踏まえながら書いていきたいと思います。 

 

①  国連を始めとした国際機関 

世界銀行やUNDP、UNICEFやUNHCRなどが有名ですね。  

国連といっても様々でUNHCRやUNICEFは現場寄り、世界銀行とかUNEPとかは政策寄りっていうイメージがあります。

国連機関で求められるとよく言われているのが、 

1修士号以上の学歴.

2学位取得分野での社会人経験
3.英語ほかフランス語やスペイン語アラビア語などの国連公用語で業務を遂行できること 

 

新卒で目指せるような場所ではなく、何となく目指そうと思った人はこの条件で心を折られてしまうのではないでしょうか?  

 

②日本政府が行っているODA(政府開発援助)

ODAでという括りでいくとJICAがメインとなりますが、ODAに拘らなければJETROJBICなどでの国際協力も可能でしょう。 

(私はその2つに自分のイメージする国際協力を重ねられなかったため断念しましたが、)

中央省庁では外務省を始めとし、経産省環境省からの国際協力もできます。

私は環境での国際協力を志しているため、一瞬だけ環境省も見ていました。  

JICAもそうですし、JBICJETRO修士が絶対必須なわけではありませんが、実際持ってる方が多いし高学歴がうじゃうじゃいる上に超高倍率です。 

中央省庁については詳しくありませんが、簡単な道ではないことは間違いありません。 

 

NGO団体

 上記の2つ程はいわゆる学歴が求められるわけではありませんが、定期的に採用しているわけではないので狭き門となっていると思います。

ただ実際は私の周りにも新卒NGO職員がいたりと、本当に興味を持つ人にはチャンスは転がっていると思います 

またNGOにも2パターンあって

自分たちで事業を持って現地でプロジェクトを進めるもの、そして政策提言を行うNGOです。

後者はJICAや中央省庁、JBICなどとやり合うためやつらと話せるだけの知識は必要になってくると思います。 

 

④ 専門性を活かした技術支援を行う開発コンサルティング企業 

 

経験のある社会人そして理系のウエイトがかなり多いですが、最近では新卒や文系での採用率も上がっていく傾向があると思います。

とはいえ、まだまだ低いし新卒文系で入った後はよっぽど優秀で運が良くない限りは国内に配属され、経験を積む必要に迫られると思います。

 

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それぞれの機関で学歴が求められる理由

さて飛ばす方はここまで飛ばしてもらえましたかね 

 

①国連機関や②JICAで学歴が求められる理由は、それらの仕事が途上国政府との意思決定や専門家との協議などだからです。 他にもいろいろありますが、

国のレベルでの大事な決定に口を出すのですから当然、学問的な根拠は絶対に必要ですよね。 

そうなると特定の分野を極めたことや、難しい勉強に学生時代から取り組んできたことは評価されて当然です。

  

 そして④の開発コンサルティング企業はまさにJICAや国連からプロジェクトを委託されたり、プロジェクトをやるべきかどうかの調査の依頼を受けるわけです。 

特定の分野においてJICAや国連の人が分からないことも分からなきゃいけない。1つの分野の学問を相当極める必要があります。 

私はある開発コンサルティング企業でインターンした時、自分が大学院の研究でやっていることと酷似していると感じました。 

そりゃ、学生時代一生懸命勉強してたやつ、頭のいい大学出身のやつが優遇されて当然さ! 

学部のGPAが1.4とかだった僕が面接で漏れなく突っ込まれたのも当然さ 

って感じです。

 

次に③のNGO団体では必ずしも高学歴が必要なわけではないと思ったのが正直なところです。 

理由は私が会ってきた人達がそこまで高学歴に偏ってないことと、業務内容に関する部分です。 

 

現場で自分たちのプロジェクトを実施するタイプのNGOでは学術的な理論通りにならないことに多々直面すると思います。 

その場合の応用力や現場思考が学術的な専門性以上に求められるからです。少なくとも僕はそう思います。

後は資金提供者としていかに現地のパートナーとなるNGOを取りまとめられるかや、プロジェクトの対象者とうまくやれるかなど、コミュニケーションが非常に大切だからです。  

 

政策提言をするタイプのNGOではJICAや外務省、相手国政府のとやり合い時にはプロジェクトの中止要請をすることもあります。 

その場合中止要請の根拠は現場でプロジェクトがうまくいってなかったり被害を被る人が出ているという事実であることが多いですが、JICAの開発のガイドラインを参照したりもします。 

ここでJICAや外務省がプロジェクトを打つ際に根拠とした学術的な部分に反論ができるとかなり強いし、建設的な中止要請になるためここでも専門性があるに越したことはないと思います。 

 

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まとめ

ここからそろそろまとめに入ります。

自分で書いてても気付かないレベルで、学歴→専門性へと言葉が変わっていったと思います。 

おそらく援助機関で求められる学歴は偏差値ではなくて、学問的な専門性です。

 真剣に学問を追求する人の多くが自然と偏差値の高い大学に集中したり、学問を極めやすい環境が援助機関での適性を4年間のうちに形作るのだと思います。

 もちろん受験戦争を乗り切れるタフネスと地頭が援助機関でも武器になるという面もあると思います。

  

中央大学東京大学を両方経験してみて、やはり学問を極める環境は東京大学の方が整っていると感じました。 

援助機関で学問に真剣に取り組んだ人の方が優遇されるのは、それが仕事に直結するからです。 

 

勉強をちゃんとしなかった大学1〜3年生までの自分にそれを伝えたいです。

  

いかがだったでしょうか?

「気持ちとか熱意が大切なはずの国際協力で、学歴が求められるのは納得がいかない」 

その通りです。対人で進行する国際協力は学問に囚われた頭でっかちではやっていけなくて、人としてのコミュ力とか熱意とか必須です。  

 

そうは言っても、気持ちも熱意もあってコミュニケーション力も高い、その上勉強熱心、そんな化け物みたいややつがゴロゴロがいるんです。

 

そいつらに勝たないとね。

 

僕は就活や学内の選考などあらゆる競争の局面で、そういう化け物みたいなやつに敗れてきて、この業界に挑む人のレベルの高さを呪いましたが、今となってはとても頼もしい味方だと思います。

 

この記事で国際協力をする上で学問も必要になるということが分かっていただけたら、高評価とチャンネル登録とご自身の勉強を頑張って頂けたらと思います。 

 

これを見ている高学歴ではない大学生へ 

僕や他の人みたいに大学院で意図的に高学歴の場所へ編入することも1つの手ですし、今の大学でとことん勉強を極めて、学歴フィルターを貫通してしまう手もあります。

 

高学歴の方が学問を極めているという色眼鏡はきっと付きまといますが、大学名ではなく自分の姿勢でそんな色眼鏡をぶち壊せる人が、実は本当の化け物だと思います。

 

どうかこの文章が、国際協力を志す人に余計なハードルを課すものでないことを祈ります。

 

 

2ヶ月で1000時間勉強しようとしたら壊れた話〜院試のネタ話前編〜

〜これまでのあらすじ〜   

前編はこちら

http://yokobeexxx.hatenablog.com/entry/2020/08/06/191102

2ヶ月で1000時間勉強するのがかっこいいという理由で目標設定した僕は、なんだかんだ最初の1ヶ月11時間ずつしか勉強しなかったり、3日連続23時間勉強したら次の日1日後にタイムスリップしちゃったり、見切り発車を極めに極め、めちゃくちゃな勉強方法で院試まで残り25日となっていました。  

 そして院試の行方は? よこびーの将来は?! 

さあ目標の2ヶ月で1000時間は達成できるのでしょうか?!

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まあ、もう無理でしょう笑笑 

この時点での勉強時間はおよそ416時間、 

残りの25日で584勉強するには

毎日23時間26分36秒勉強しなくてはなりません。 

一睡という単位が何分を意味するかは分かりませんが、もう一睡もできないですし、

風呂にも入れません。 

食べ物は全て勉強しながら食べるしかない状況下で、僕はもう 

現実逃避をしました。 

一日15時間勉強したり、19時間勉強したりばらつきはあったんですが自然と当初のノルマの平均17時間で勉強して5日ぐらい経った時、 

もう1日1000時間は不可能となりました。 

 

 カッコつけて1000時間やるとは書きましたが、本当はこれだけやったら絶対受かると自信を持てるぐらいの努力をしたかったんです。

 1000時間やったら絶対受かると信じて勉強してた僕にとって1000時間が達成できなくなったことは受験に落ちた気分でした。  

→なんか被害者っぽい言い草ですが、完全に自分のせいですがね笑

 

受験まで10日になった深夜、今まで全く息抜きをしていなかったのか、我慢できずに映画を一本見てしまいました。 

 

ここで本当の意味で壊れます。 

 

その時見た映画がバタフライエフェクトという映画です。 

よくあるタイムスリップものの原点といってもいい作品で、過去に戻って過去の行動を変えてしまうことでそれがどんな些細な変化でも、大きな変化になって誰かしらを不幸にしてしまうというものでした。

 

これを見た僕は、なぜか『あれ?もしかしたら俺って院試に落ちたら過去に戻れるんじゃね?』という風に考えてしまうようになりました。  

『まあまさか戻れるわけないけど、もし仮に戻れたらそのこと俺だったら絶対家族に言っちゃうな』と考えて、未来から戻ってきたときにそれを家族に言ってしまうという行動を先回りしてやってしまえばいいと思いました。 

 

そして母に『お母さん、俺20日後の未来から来た。一度落ちたけど出題される問題知ってるから多分次は受かるわ』って言いました。

 

母は『何をまたバカなことを、少し休みなさい』と言って苦笑いしていました。 

 

次の日も僕は『お母さん、俺19日後の未来から来た。一度落ちたけど出題される問題知ってるから多分次は受かるわ』と 

 

その次の日も『お母さん、俺18日後の未来から来た。一度落ちたけど出題される問題知ってるから多分次は受かるわ』 

 

タイムスリップしても不備のない日にちを増やしていきました。

 

日に日に母の顔は青ざめ、あ、うちの子は壊れてしまったんだ的な表情になっていきます。 

 

ってか問題知ってるとか言っといて何度も何度も落ちるなよ俺、笑 

 

そんなこんなで迎えた院試当日、予想に反して、母への宣言に反して知ってる問題は出ませんでした。 

 

院試の全行程を死ぬ気で終えた後、僕は過去に戻れるという設定や淡い期待など忘れて、ただただ燃え尽きた灰のように結果発表を待ちました。

 

9/3 結果発表日 

 

合格しました💮 

 

涙なんて出てこないで、やっぱりタイムスリップしないでほしい!もうあの地獄の日々に戻りたくないと現実世界にしがみつきながら、それでもやっぱり泣きました。

 

結局僕が2ヶ月で勉強した時間は840時間やそこらでした。 

平均すると1日14時間、当初の予定の1日17時間には辿り着きませんでした。 

ここらで自分の限界を垣間見た気がしました。 

物理的にできるかどうかと、精神的にやりおおせるかの間には大きな壁があって、乗り越えるのは本当に簡単ではない。 

 

 僕はその壁を乗り越えることができなかった人間です。

  

受験は自分との戦いでしょうか?他人との戦いでしょうか?

数に限りがある枠を争う以上他人との戦いなんでしょう。    

 

こういう見えない不特定多数の他人との戦いでは、心の中に最強の自分を作り出し、戦い続けることが大切だと思います。 

 

僕にとっての最強の自分とは1000時間勉強した自分でした。

 

自分との戦いには完膚なきまでに敗れましたが、一応受かることができました。 

 

1000時間を目標に掲げてよかった。 

きっと800時間を目標に掲げてたら600時間しか勉強できなかったし、600時間を掲げてたら400時間だっただろう。

 

こんなに詰め込んでもほとんど覚えてないだろうとか、効率が悪いとか思う人もいるだろう。

 

でも効率って言葉は本当に辛いときには逃げるための言葉にしかならなくて、もし効率を求めてたら楽な方へ楽な方へと流れて400時間ぐらいしか勉強してなかったと思う。 

 

 俺がここぞで効率を度外視できるバカでよかった。1000時間に憧れる中二病でよかった。 

受かってよかった。 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。 

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ボロボロの教科書と勝利した僕 


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